自分のカートを買おう

さて、あなたはレンタルカートに乗りました。
スプリントカートで走るサーキットの下見、そのスピード感も目で見て体験しました。

それでも物怖じせずめっちゃ楽しそう!やりたい!!
自分のカートで走ってみたい!風を感じてみたい!!
と思ってもらえる方はいよいよマイカートを手に入れに行きましょう!

マイカートの手に入れ方

マイカートを手に入れる為にはまず最寄りのカートショップで相談する事が一番です。
この道何十年というベテランの店長が、初心者向きのマシンやクラスについて丁寧に教えてくれます。
(まぁ中にはぼったくるよろしくないショップも有りますが…)
下記のショップ一覧でぜひ最寄りのカートショップを探す時の参考にしてください。

ですが、もしゆくゆく全日本選手権などの上位クラスに出場したいと思っている方は、ショップ選びは重要です。
全日本選手権を経験し且つ実績を残しているショップとそうでないショップとでは、あらゆる面で差が有ります。

全日本選手権を目指したい、しっかり実績を残しているショップに属したい、という方は僕のTwitterアカウントにDMでご相談ください。
お住まいの地域合わせて実績のあるショップをお伝えします。
全日本選手権を目指し、且つ出場するなら多少遠くても実績を残しているショップに属したほうが良いということをお伝えします。

入門者におすすめのマシンとカテゴリー

まずマシンですが、僕は一番最初は絶対に中古マシンが良いと考えています。
慣れない間は接触したり、コースアウトしたり、スピンしたりとにかく汚して壊しまくります。
また、走り始めは速さを追求する段階に無いのでマシンの性能はほぼ必要ありません。
なので、とにかく慣れる為にもまずは中古マシンを買ってとにかく乗ってみる事をおすすめします。

さて、ではどの中古マシンを選べばよいかというと、僕は下記のマシンをおすすめします。
Winforce TIAという、もともと日本のYAMAHAが販売していた入門向けマシンです。

※http://www.birel.jp/slframe/から転載
TIA-Ⅳ¥320,000
 +YAMAHA KT100SD¥428,000
 +YAMAHA KT100SEC¥498,000
 +IAME REEDJET¥620,000

最近では、全日本カテゴリーのような上位クラスでも使用されるマシンを新品購入しようとすると、マシン代だけで\600,000前後します。

その中ではフレーム単体価格が\320,000なので比較的お買い求めしやすいです。
さらに中古マシンになると、故障なく十分楽しめるマシンが\100,000ほどで手に入ります。
とは言え、中古のマシンを手に入れたら部品交換が必要かショップに持って行って点検する事をお勧めします。
ちなみに「どうせショップで点検するなら、、、」という方は新品でも良いと思いますが、最初のうちは外装部品やパーツをいくつかダメにする覚悟が必要です。

Winforce TIAの良い所は、安価でありながらレジャードライバー達の為の全国大会である「SLカートミーティング」にYAMAHA TIAという専用クラスがある事です。
もちろんローカルサーキットで行われるレースにもYAMAHA TIAクラスは有ります。
SLカートミーティングでは、同じマシン同じエンジンで腕を鳴らしたドライバー達が全国から集まります。

カート入門者からレジャードライバー達の為の全国大会まで末永く楽しめる事が、僕がこのクラスをおススメする最大の理由です。

続いておすすめするエンジンはこちらです。
KT100SECというYAMAHA発動機製のエンジンです。

※https://www.yamaha-motor.co.jp/kart/lineup/kt100sec.htmlより転載

KT100SECはレジャードライバー達に最も愛用されています。
もちろんSLカートミーティング(全国大会)のYAMAHA TIAクラスでも使われています。

このエンジンはクラッチが付いていて、セルスターターでワンタッチでエンジン始動が可能です。
以前はクラッチも無いスターターも無いという、押し掛けでの始動でした。
スターターのおかげでとても楽に簡単に楽しめるようになりました。

こちらは新品から揃えようとすると、エンジン本体と、電装品を合わせて約\200,000します。
なのでこちらも中古エンジンをお買い求めしたほうが良いです。

また、中古エンジンをおススメする理由がもう一つ有ります。
それは新品のエンジンは速くするまでに育成する必要がある事です。
通常箱から出したばかりのエンジンは、それぞれ違う工程で製造された部品が急に合わさった状態です。
人で例えるなら、違う境遇で育った人が隣人同士になる感じです。
出会ったばかりでいきなり打ち解けて仲良くはそうならないですよね。
僕はエンジンも同様だと考えています。

エンジンも何百キロと乗って、オーバーホールを繰り返して、徐々に部品同士が馴染んで本来のパワーが発揮されます。
なのでエンジンは新品よりも中古の方が調子が良い事が多いです。
キチンと大事にメンテナンスされてきたエンジンに限りますが。。。

ヤフオクで安く売ってるような倉庫で長期間眠っていて色がくすんだエンジンは対象外です。
いくら中古でもやめておいた方が無難です。
(眠っていたエンジンを起こして自分の手で育てたい方は除く)

まとめ

今回のまとめです。
・最初は慣れる為に中古のマシンを買いましょう
・エンジンは中古の方が調子良いので中古のエンジンを買いましょう
・倉庫で眠ってる安いエンジンはやめておきましょう

マシンは僕は入門編としてWinforce TIAをおすすめしましたが、チームカラーということでマシンを揃えているところ、販売代理店も兼ねてるところ等、ショップによって方針は様々です。
上位クラスでも使われているマシンにいきなり乗る事は推奨しない、ということでは有りません。

特にお財布に痛手が無ければ上位クラスのマシンを乗る方が断然いいです。
その際は下記の国内で取り扱っている国内シャーシ一覧を参考にしてください。

次のステップ

それでは次は必要な装備を揃えに行きましょう。
ヘルメットや、グローブ、シューズなどです。
ぜひ下記の記事も参考してください。
必要な装備を揃えよう

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