こんにちは、ポンクレーです。
今回は、僕が全日本カート選手権に出場していた当時に
さすがに脇腹に堪えるなぁ…と感じたサーキットを3つご紹介したいと思います。
今日のドライバー紹介
今回、トップ画像をご提供いただいたドライバーさんは
Twitterネーム「K-Kairi (海璃)レーシングカートドライバー」さんこと小林 海璃 選手です!
ドライバーご本人からのコメントもいただいています!

千葉県出身、中学2年生の小林海璃(コバヤシ カイリ) です。
一度だけ全日本ジュニアカート選手権東地域に出場させていただきました。
今現在はツインリンクもてぎのもてぎカートレースを中心とし、オートパラダイス御殿場等にスポット参戦といった形で出場しています。
現在は2021年モデルのパロリンでカート活動をしています。
まだまだ未熟で1桁の順位も取ったことがありませんが、応援していただけると嬉しいです!
国内では数少ないパロリンを使用するドライバーさんですから頑張ってほしいですね!
ぜひ皆さんも将来有望な小林選手の応援よろしくお願いします!!
さて、それでは今日の本題に入っていきたいと思います!
カートを新しく始めてサーキットに乗り込む方や、
来年からステップアップしようとしている方向けに
いきなりサーキットに行って身体を痛めてしまった…なんてことが無いように
是非チェックをしてもらえたらと思います。
何度か当ブログでも書かせていただいていますが、
脇腹を痛めてしまうとしばらくカートに乗る事ができないばかりか、
日常生活にも支障が出てしまいます。
そうならないように痛める前に知っておいてもらえたらと思います。
おそらく僕が乗ってた当時よりも、今の方がもっと身体に堪えると思います。
エンジンも速いですし、タイヤも開発が進んでさらにグリップがするようになってると思います。
当時でさえも歯を食いしばってやべぇな…と思っていたことも有りますので
現代は身体への負荷も相当なものになると思います。
特に今のFS-125もかなりグリップ力が強いでしょうから、
来年からステップアップしようとしているドライバーさんは気を付けてくださいね。
では早速行きましょう。
茂原ツインサーキット

前回はドライバーを育てる良いサーキットとご紹介しておきながら恐縮ですが、
ここのサーキットはホントに脇腹というか身体全身に堪えます。
シケインと奥のS字では縁石をまたぐように走るのですが、
縁石が少し山になっているのでマシンが軽くジャンプします。
その着地の際に身体に衝撃を与えるのですが、
これが周回を繰り返すごとに徐々に蓄積していきます。
さらにシケイン直後のヘリポート周りをなぞる大きなコーナー、
それから最終コーナーといずれも身体に大きな横Gが掛かります。
確実に蓄積した疲労がレース終盤にとどめを刺しに来ます。
といいますか、練習中にとどめを刺されることも有ります。
ぜひ、走る前にキチンと準備をしておくことをお勧めします。
琵琶湖スポーツランド

ここは本気で「やばい…折れるかも…!」と感じたサーキットでした。
特に3コーナーから始まって最終コーナー手前まで続くインフィールドは
コース幅も狭く、それでいて小回りが必要なコーナーが連続するため、
路面にゴムが乗るスピードが非常に早いです。
そうすると練習日の木曜日からレース当日までで路面グリップが異常に上がります。
その状態でインフィールド序盤のS字は縁石に少しタイヤを掛け、
短めのバックストレートエンドでは若干小ジャンプ気味にハードブレーキング、
めちゃくちゃ良い筋トレになったと思います。
もう金曜日の練習の段階ですでに身体への負荷は相当なものでした。
本当に良くあばら骨が耐えてくれたと思います。
僕が経験した中では史上最も折れそうだったサーキットでした。
榛名モータースポーツランド

もともとのレイアウトから2005年の1月に大幅改修されたサーキットです。
昔のレイアウトでも全日本カート選手権は行われていました。
その当時も非常にゴムの乗りがすごいサーキットでしたが
昔のレイアウトは各コーナーにバンク、逆バンクが付いていてある意味テクニカルでした。
現在はヘアピンが連続するシンプルなレイアウトになりましたが、
その分ここもまた非常にゴムが乗るサーキットになりました。
特にタコつぼのような4~5コーナーから最終コーナーまでの
インフィールド区間は非常にゴムが乗るので旋回スピードがとても速くなります。
また、4コーナーと7コーナー(最終手前の二つ目のヘアピン)は弱バンクが付いていて
旋回速度を上げていかないとインリフトをさせる事が出来ない難しいコーナーです。
右に左に身体をシートに押し付けられながら旋回速度を上げていく必要があるので、
かなり身体に堪えるサーキットです。
このほかにも身体に堪えるサーキットはいくつかありますが、
今回はトップ3という事でこちらをご紹介させていただきました。
あばら骨は注意しないといつの間にか痛める事になり、
そしてあっという間に折れたりヒビが入ったりしてしまいます。
そのためにも折れない事前準備は非常に大事になります。
事前準備は下記の記事を参考にしてください。
元全日本カートドライバーがおススメする失敗しないレーシングカート用プロテクター3選+1
また、このほかにも有りますので機会が有ればご紹介をしたいと思います。
それでは良いカーティングライフを!!
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