レースではタイムを落とさずにコーナーを小さく回るという話

走り方

こんにちは、ポンクレーです。

本日、お写真をご提供いただいた方はドライバーさんはこちら!
とご紹介をしたかったのですが、匿名を希望とのことでした(笑)

なので今回は20代男性の方、とご紹介をさせていただきます(‘◇’)ゞ

貴重なフォーミュラの写真をご提供いただきましてありがとうございます!<(_ _)>

ちなみにこの写真を使うためにTOM’sに電話して念のため確認しました(笑)
なので表示上は問題ありません👍

さて、それでは今日のお題へと入っていきます。

お題はこちら。

レースではタイムを落とさずにコーナーを小さく回るという話

。。。いや当たり前やん!
と思われた方も居るのではないかと思います。

が、意外と多くのドライバーがやりがちな
コーナリング時に気を付けなければならない事を
書いていきたいと思います。

先日、こんなツイートをしました。

これは全日本カート選手権に出ているドライバーも結構やってます。
マジで多いです。

練習中は皆さんならないんですよ。

けどレースになるとほとんどのドライバーがやってしまう。
後続車両に抜かれない為のけん制もあると思います。

でもそれでコーナー出口でややオーバーランしてタイムを落としていたら本末転倒です。
しかも体感的には気づけないレベルでのオーバーランです。

どういう状態かを図で示すと下記の通りです。

走行ラインがきたないのはいつも通りすみません。

見ていただきたいのはクリップの付き方の問題です。

すべてのコーナーでこうなっているわけでは有りません。
そのサーキットで特に抜かれやすいコーナーでは割とこうなる傾向が多いように感じます。

これを解消する方法は二つしかありません。

1.普段通りのライン取りから絶対にズレないレベルまで身体に沁み込ませる
2.普段から小さく回って速く走れる練習をしておく

1はレコードラインからズレないように練習する、
という形になりますのであまり本番向きではないですね。

実質選択肢は2だけになります。
抜かれないくらいぶっち切れれば話は別ですが、このブログでは現実的に行きます。

では2はどういう走り方をすれば良いか?
下記の画像を参考にしてください。

コーナーのイン側に早めに張り付いた後は腕のパワーでステアを抑え込みます。

普段よりも小さく回っているので、そのぶん腕に強く負担が掛かります。

ですがコーナー内側に早めに寄って後ろの相手をけん制しながら、
クリップを長めに取って少々強引にでもインの奥側までマシンを持っていきます。

そうして通常のレコードラインに戻っていくのが理想形です。

最初に言っておきますと、この走り方はとても難しいです。
レコードラップのコンマ1~2秒落ちなんて至難です。
僕も得意コースじゃないと出来ないです。

でも出来れば絶対的なアドバンテージになります。

人より小さく回って同じ速さで立ち上がっていく、
後ろをけん制しながら、レコードラップと近いタイムで走れます。

つまり、抜かれにくくて速い。
ドライバーとしては最高ですね。

もし完成しなかったとしてもやる価値は十分に有ると思います。

そしてこれが僕が以前にツイートした内容です。

レースを想定した練習とはこういう事です。
常に後ろを意識しないといけない状態でもタイムを出せるようにする。

こういう練習をするから本番で練習に裏切られないんです。

2位以下になった時点でそのレースは練習に裏切られています。

是非、今日から裏切られない練習をしましょう。

それではまた!

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