今回からお写真をご提供いただいた方を、ブログ記事のトップ画像、
そして記事の冒頭でご紹介をさせていただくことになりました。
そしてその記念すべき第一号は!!
栗原 瑞唯(くりはら みゆ)選手です!
栗原選手、お写真をご提供いただきまして本当に本当にありがとうございます!<(_ _)>
彼はTwitterでブログ記事に掲載するトップ画像の募集をさせていただいてから
なんと5分以内に即断即決でDMをしていただいた抜群の行動力の持ち主です!
こういう行動力ってレースをやる上でもめちゃくちゃ大事な要素だと僕は思います!!
これからの活躍に期待したいですね!!
ご本人からのコメントもいただきました!!

広島出身の今年20歳になる 栗原 瑞唯 と申します!
カート歴は今年で16年目になります。
今年は全日本選手権西地域FP-3部門(#23)スポット参戦と鈴鹿選手権YAMAHA SS(#56)クラスのフル参戦を活動としています! 今年から鈴鹿選手権に参戦しており新参者であります。
開幕戦の時は予選落ちをしかけこの先が思いやられましたが、全日本も含め鈴鹿でのレースを4回経験しやっと鈴鹿上位集団の背中を掴むことができました。
徐々に成績を伸ばしている今、流れに乗り必ず結果を出します!
苦しい練習に楽しいレースを心がけ頑張っております! 応援よろしくお願いいたします!
栗原 瑞唯
皆さんも栗原 瑞唯(くりはら みゆ) 選手にご注目ください!!
ぜひあなたもフォローと応援をお願いいたします(^^)
それでは、本題に入ります!
ブレーキはマシンを速く走らせるために、エンジンの次に重要な要素である!
今回はブレーキについての解説になります。
本記事はまだテクニックが定着していない初中級者の方向けの内容です。
地元のサーキットでレースに出てはいるけど、
まだ上位とタイム差があるという方はぜひ参考にしてください。
冒頭にも書きましたが、そういう方がタイムの伸び悩む原因の多くは
ブレーキとステア操作が大半を占めています。
今日はブレーキについてフォーカスして説明をしていきます。
先日、こんなツイートをしました。
擬音だけしかないので伝わらないかな?と思い、解説を書く事にしました。
といっても現地でも結構擬音が使われているので変わらないかもしれません(笑)
サーキットに行った時によく目にするのが、
「あー、あの人コーナリング入り口でマシンを止めすぎてるなー、
もっとクリップまでブレーキ引っ張ったら皆と同じタイム出そうだなー」
と感じる事が有ります。
でもレースの時だと、反対に突っ込みすぎちゃうんですよね(笑)
カートはコーナーの入り口で頑張っても良いことなしです。
さて、話を戻します。
僕はブレーキングは大きく分けて3種類有ると考えています。
細かい話をすればたくさん有りますがここでは3つで説明します。
- 強く短く踏む小さいコーナー向けのブレーキ
- 弱く長く踏む大きいコーナー向けのブレーキ
- マシンをコントロールするためのアクセル全開で軽く当てるブレーキ
それぞれコーナー特性に合わせて適切なブレーキを選択する必要が有ります。
それでは一つずつ解説をしていきます。
強く短く踏む小さいコーナー向けのブレーキ
まず小さいコーナーのブレーキについての説明を先にしようと思います。
小さいコーナーは強めのブレーキをかけてリアの荷重を一気にフロントに持ってきます。
そして前に持ってきたフロント荷重を維持したまま、短時間でマシンをクリップまで持っていきます。
下の図で言いますと、赤丸がクリップになります。(走行ラインの引き方が下手ですみません。)

クリップはコーナーの少し奥側に取ることを常に意識してください。
早めに立ち上がり方向にマシンの向きを合わせて、パワーを無駄なく立ち上がりに使えるようにします。
ちなみにコーナーの頂点にクリップを合わせてしまうと、
ステアを切ったまま立ち上がる事になってしまいます。
そうなると立ち上がりでパワーをロスしてしまいますから注意が必要です。
小さいコーナーのブレーキングは「バキュキュキュキュ!!」と音が鳴るようなイメージです。
この時、リアタイヤは「一瞬ロック → 一瞬回転 → 一瞬ロック → 一瞬回転」を繰り返しています。
コーナーにもよりますが、小さいコーナーではこのブレーキ方法がオーソドックスです。
弱く長く踏む大きいコーナー向けのブレーキ
次に大きなコーナー向けのブレーキについてです。
普段小さいサーキットで練習している人は意外と大きなコーナーの曲がり方が身に着いていません。
大きいコーナーは多少Rがきつくてもコース幅が広かったりします。
そのため、小さいコーナーほどフロントに荷重を乗せる必要が有りません。
フロントに荷重を乗せすぎると、内側に入りすぎてしまったり、リアがスリップを起こしたりします。
逆にフロントの荷重が足りなければイン側に寄れず、クリップに付くことが出来ません。
大きなコーナーは過重移動が非常にデリケートです。
必要な分だけフロントに荷重を掛けて、滑らない程度にリアにも荷重を残します。
ブレーキを掛けながら前後のバランスを取るためには下記の画像のように緩く長いブレーキが必要です。

先ほどの小さいコーナーの図に比べてブレーキのギザが小さくて長い点に着目をしてほしいと思います。
(ギザの小ささがブレーキの踏力を表しています。)
長く緩くブレーキを掛ける事で、クリップまでフロント荷重を掛ける事が出来ます。
クリップまでフロント荷重を残さないと、コーナリング中にフロント荷重が抜けて車体が曲がらなくなってしまいます。
小さいサーキットは得意だけど、大きなサーキットは苦手という人は
ぜひ大きいコーナーの曲がり方を見直してみてください。
きっと大きなサーキットも得意になると思います。
マシンをコントロールするためのアクセル全開で軽く当てるブレーキ
これは賛否両論ある内容で、僕の意見ですが個人的に全然アリだと考えています。
人によってはアクセルとブレーキは踏むならどちらか一方という人もいますが。
僕はガンガンアクセル全開でブレーキをタッチしながらスピードをコントロールしていました。
理由はその方が速かったからです(笑)
とはいえ、アクセル全開でギューっとブレーキを踏むのではなく、
あくまで高速コーナーにおいて滑らない様にブレーキで速度を微調整するだけです。
なので、僕は自分の踏力でブレーキの効きをコントロールできる
ノーマルのブレーキパッドを良く使っていました。
エンドレスやブレンボのような触れただけで効くブレーキも有りますが、
この辺りは個人の好みで良いと思います。
まとめ
この内容もまた文章にするというのはとても難しいですね(笑)
ですが、自分が感覚的に行っていたことを文章化するというのは、
非常に自分の為にもなるので良いですね!!
ただ、もし説明が分かりづらかったり、感覚が掴めなかったらごめんなさい!
引き続き分かりやすい説明が出来るよう励みます!!
ただ、ブレーキのスキルはホントに感覚頼みなところが有りまして、
論理を理解してもらってそれを実現するためのスキルが必要になります。
この辺りについては等もトライ&エラーを繰り返してもらって
確実に再現できるようにしてください!
最後にですが、速く走る為に一番重要なのはエンジンです。
エンジンが人より速ければ、残念なことにスキルを凌駕します(笑)
「君速いね!!(エンジンが)」
なんて言われないように鍛錬しましょ!!
それではまた!
コメント
僕もよくブレーキと、クリッピングの事をよく言われます。^_^なのでこの文章はすごく大事なことが書かれていると思ったので僕もやってみます。
コメントありがとうございます!ぜひぜひ!論理を理解して実践をしてみてください!(^^)/